このコーナーでは、宮古島内に生息する素敵な旧車達を元気に紹介してまいります。
古き良き時代のマニアックなクルマ達が、沖縄離島で逞しく生き抜く姿をどうぞお楽しみください。
ついに始動、ガレージR&Dのサニトラ物語
以前当サイトでもご紹介した、ガレージR&Dの仲本さんがGETしたサニトラ。
絶えることのない修理鈑金案件による多忙さゆえに、なかなか手をつけることが出来なかったようだが、ついに、あの男が仲本さんが動き出した。
そう、過去に計4台のGTRを乗り継ぎ(R32→R32→R33→R32)今でも時折「NISMO」のツナギを着てクルマを弄っている男、ガレージR&Dの仲本氏。
「まずは、足元。ブレーキを復活させますよ」
錆で固着したパーツを取り出し、丁寧にサンドペーパーで磨いて、その本来の動きを取り戻す作業をしていた。
「最近のクルマなら、こんな作業発生もしないですけどねw」
旧車ならではの、パーツ分解と細かいパーツの取り外し、そして微細な手作業が発生する。
「誰かが大切に乗り続けてあげないと、ほんとにこういうクルマ、絶滅しちゃいますよねw」
手間はかかるが、その時代のクルマならではの味は、現代のクルマでは決して味わうことの出来ない醍醐味なのだ。
「今のエコカーもいいけど、エコカーの犠牲になっているエコじゃない部分があるというか。。。なんか、古いモノでも、手入れや修理を繰り返しながら、大切に永く使い続ける、、そういうのも、ある意味エコだと思うんですよねぇ」
サニトラのブレーキマスターシリンダー
錆転換剤が吹き付けられた、サニトラのブレーキ廻り。
放っておけばこのまま朽ち果てて行ったであろう日産(旧ダットサン)の名車 SUNNY TRUCK が、ココ宮古島のガレージR&Dにて、新たな息吹を吹き返そうとしている。
鈑金技術とその質の高さにも定評のあるガレージR&D。
その手にかかったこのサニトラが、いったいどんな姿に生まれ変わるのか、楽しみでなりません。
このコーナーでは、そんなガレージR&Dのサニトラ復活までを、随時連載していきますのでご期待下さい。
次回もお楽しみに♪
~つづく~